2021/06/14 12:01

こんにちは!

安藤陶器です。

今日は私達の生活に欠かすことができない器やお皿についてご紹介します。

器やお皿には陶器と磁器があるのはご存知ですか。その総称が陶磁器です。

それぞれ特徴があり、長所、短所があります。何気なく使っているお皿などには、使い方を分けることが、お料理や飲み物にいいこともあります。これから購入する際の参考にしていただけるといいと思います。



・陶器と磁器の違い

・吸収性の違い

・焼く温度の違い

・熱の伝わり方の違い


陶器と磁器の違い

  • 陶器の主成分は粘土(土)であるのに対して、磁器は長石や珪石などの(石)が主成分そのため陶器は「土もの」、磁器は「石もの」と呼ばれることがある。 そのことから、陶器は「土」の温もりが特徴であり、磁器はガラスのような硬くて滑らかさが特徴である

吸収性の違い

  • 陶器は吸収性がある為、使用後汚れたままにしておくと汚れが吸収されてしまうので、汚れが落ちにくくなってしまう、そのため早めに洗って乾燥させることが大切になる。一般には釉薬がかけてあるので、水を通さないのが普通。磁器は吸収性がないので、ほとんど水を通すことがない。見た目ではわかりずらいものもあるので、ラベルや説明をしっかり読んでの購入が大切になります。

焼く温度の違い

  • 陶器は窯の温度を1100~1250℃で焼くのに対して磁器は1200~1300℃で焼く

熱の伝わり方の違い

  • 陶器と磁器では熱の伝わり方にも違いがある。陶器製の抹茶碗や湯吞は熱めの抹茶や緑茶を入れるとゆっくり熱が伝わるので、碗を持つ とほんのりと温かさを感じることができ、飲み終わる頃にも少し熱を感じることができます。それに対して磁器製のものは熱が伝わりやすいのですぐに熱く感じます。そのことから取っ手のついたカップなどが主流です。このように、それぞれの特徴によって使いわけされています。熱しにくくて冷めにくいということから温かいお料理を盛りつけたい時には陶器がオススメです。冷製のサラダやパスタのように冷たいお料理には熱を通す陶磁器がオススメです。冷蔵庫の中などでお皿やサラダボールを冷やして おくことで、料理を冷たいまま食べることができます。

まとめ

このようにそれぞれの特徴を知ることで、生活に欠かすことができない陶磁器の使いわけができるようになり普段使っている器やお皿が違って見えてくるのではないでしょうか。レストランや外食をする際にお料理が盛られている器とお料理の相性にも気づくことができると思います。シエフの気配りもわかるようになるとより一層お料理が美味しく感じられるのではないでしょうか。是非参考にしてみてください。




今後とも安藤陶器を宜しくお願いします。

ショップも覗いてください(^_-)-☆お待ちしてます。